円谷プロの勝訴確定

 「ウルトラマン」関連グッズを海外で独占販売できる権利を第三者にも許したのは契約違反だとして、企画デザイン会社「ユーエム」(東京都港区)が円谷プロダクション(世田谷区)に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は、ユーエム社の上告を受理しない決定を下しました。これにより、同社の請求を棄却した二審の知財高裁判決が確定します。

 ユーエム社は、「円谷プロは海外での独占利用権をタイ人社長に与えたのに、大手玩具会社にもその権利を与えており、契約違反でタイ人社長に賠償義務を負う」と主張。その賠償請求権をタイ人社長から譲渡されているとして、円谷プロに賠償を求めていました。
 一審は円谷プロに約1600万円の支払いを命じていましたが、二審は「タイ人社長は大手玩具会社から1億円を受け取ってすでに権利を放棄している」と認定。そもそもタイ人社長に損害が生じていないとして、請求を退けていました。
 そもそもタイ人社長に海外での独占利用権を与えた、と言うのが円谷プロの大失敗だったのですが、勝訴出来て何よりです。

ロケット部品、静岡の2社が販売へ

 人工衛星の打ち上げに使われた大型ロケットの部品を、静岡県内企業2社が販売することになったそうです。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、打ち上げ後に回収された部品の活用法を一般募集し、提案が採用された企画です。販売される部品は、大気圏内を飛行する際の熱から人工衛星を守るアルミ製カバー「フェアリング」。フェアリングはロケットが高度約122キロ・メートルに達した時点で切り離され、太平洋上に落下する。今回、販売されるのは、近海を捜索した海上保安庁の警備艇が回収したり、近くの島の沿岸に漂着したりしたものだそうです。

 部品はアクリル板で保護したうえで、JAXAの証明書を付けて販売すると言う事で、お好きな方には堪らない一品となりそうです。しかし、フェアリングは結構サイズは大きいはずですが、まさか丸ごと販売するのでしょうか?。多分適当な大きさにカットすると思われますが、果たしてお値段は?。まあ、宇宙物の愛好家は多いですし、多少高くても買う人はいるでしょう。

メタボ健診 受診率が伸び悩み

中高年に義務付けられている、いわゆる「メタボ健診」は、受診率が43%と伸び悩んでおり、厚生労働省は、受診率が低い健康保険組合については、高齢者医療の負担金を増やすなど、受診を促す対策を進めることにしています。

 「メタボ健診」は、内臓に脂肪がついて病気になる危険性が高まるメタボリックシンドロームを早期に発見するため、40歳から74歳までの人を対象に4年前に始まったもので、加入する健康保険組合などの健康診断で、おなかの周りなどの測定が義務付けられています。しかし、厚生労働省が平成22年度の受診状況をまとめたところ、「メタボ健診」を受診した人は2259万人、受診率は43%で、前の年度より2ポイント増加したものの、平成24年度の受診率の目標としている70%を大幅に下回ってしまいました。

 メタボ診断が導入された当初はそれなりに関心が集まったようですが、その後伸び悩んでいる感じでしょうか?。”生活習慣病を予防する事で医療費の削減につなげる”事を目的に導入されたのですが、このままでは目的達成には程遠く、厚生労働省は再来年度から、受診率が低い健康保険組合については、高齢者医療への負担金を増やすなど、受診を促す対策を進めることにしています。