熊野神社の灯籠に山口組最高幹部の名前

 熊野古道とともに世界遺産に登録されている花の窟(いわや)神社にある石灯籠(いしとうろう)4基に、指定暴力団山口組最高幹部の名前が刻まれていたことがわかり、三重県警が撤去を指導しているそうです。

 山口組は、言わずと知れた日本最大規模の指定暴力団で、兵庫県神戸市に本部を置いています。2010年時点構成員20300人、準構成員16100人で、全国の暴力団構成員・準構成員の約半分を占めます。
 その山口組最高幹部の名前が、こともあろうに世界遺産にあってはまずいでしょう。世界遺産がヤクザの支援を受けていると誤解されかねないし、ヤクザの活動を正当化する口実にされかねません。

 花の窟神社は三重県熊野市有馬町にある、伊弉冉尊(いざなみのみこと)と軻遇突智尊(かぐつちのみこと)を祀る神社です。社殿はなく、熊野灘に面した高さ約45メートルの巨岩である磐座(いわくら)が神体。2004年、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部(熊野参詣道伊勢路の一部)として登録されました。