iPS細胞研究所で論文不正

 京都大学iPS細胞研究所で論文不正が発覚、同研究所の所長や京都大学の副学長が会見を開き、謝罪しました。

 京都大学iPS細胞研究所の所長と言えば、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、京都大学の山中伸弥教授です。その山中教授の研究所から論文不正が出るとはショックです。

 不正が発覚したのは、同研究所の助教が筆頭著者として2017年にアメリカの科学誌「ステム・セル・リポーツ」に発表した論文です。発表後、論文の信頼性について疑問が指摘され、調査していました。

 理化学研究のSTAP細胞問題等もあり、iPS細胞研究所でも資料やノートを提出させるなど不正防止策をとっていましたが、不正を見抜くことが出来ませんでした。

 会見に臨んだ山中教授は「考えが甘かった」と無念の表情で語り、辞任の可能性も示唆しました。

 辞任というのが研究所の所長職なのか、京都大学の教授職なのか、どちらにしてもそうなった場合世界が山中教授を放っておく筈がありません。他国に奪われるようなことになったら、国家の大損失です。