鳥越候補、週刊新潮も告訴へ

 東京都知事選に立候補している鳥越俊太郎候補(76)の選挙事務所の27日発表によると、28日に発売された週刊新潮の記事について、「事実無根」として、週刊新潮編集部に抗議文を送付、刑事告訴の手続きに入ったそうです。

 記事は、鳥越候補に関して過去に女性問題があったとする内容で、21日発売の週刊文春が先に同じ内容の記事を掲載、鳥越氏側は公職選挙法違反と名誉毀損(きそん)の疑いで東京地検に刑事告訴しています。

 この問題、週刊新潮は2003年に取材していましたが、記事にするのは見送っていたそうです。

 内容は、当時テレビ朝日系の「ザ・スクープ」のキャスターをしていた鳥越俊太郎氏に無理矢理キスをされたり、別荘に誘われて裸にされたりしたというもの。

 週刊新潮編集部は「記事には明確な根拠があり、選挙妨害や名誉毀損には当たらないと考える」としています。

 鳥越候補は、この時期を狙って過去の女性問題を記事にするのは明白な選挙妨害だと主張していますが、都知事選に立候補して世間の注目が集まれば、当然記事に対する注目も高まりますから。

 一方的に疑惑を報じ、それに対して説明責任を求めるマスコミの手口には以前から疑問を感じていました。しかし、今まで散々その手法を使ってきた側の鳥越俊太郎氏が一転、都知事候補として疑惑に対する説明責任を求められる立場に回ると、一切自分の口から説明せずに弁護士に丸投げ、即座に刑事告訴に踏み切る姿には違和感を感じざるを得ません。