デング熱感染3人に

 28日に東京都と埼玉県はそれぞれ、海外渡航歴のない都内在住の男性と埼玉県在住の女性がデング熱にかかったと発表しました。2人は20代で、既に感染が確認された埼玉の10代女性と同じ学校の生徒だと言うことです。

 3人はほかの生徒と一緒に8月初旬から週に3回ほど、学園祭に向けて代々木公園でダンスの練習をしており、その際蚊に刺されてデング熱に感染したとみられます。

 感染源は、一般的に「ヤブ蚊」として知られるヒトスジシマカで、北海道を除く日本各地に生息します。しかし、熱帯に生息し、国内にいないネッタイシマカに比べ、ヒトスジシマカのウイルス増殖力は高くないと言われます。また、デング熱は人から人へ感染せず、重症化する例も全体の5%程度で、1週間程度で回復するのが普通で、発症したことに気がつかず回復してしまうことも多い。厚労省は「ヒトスジシマカは越冬せず、卵を通じて次世代の蚊にデング熱がうつった例はない」として、今後、デング熱が国内で流行する可能性は低いとしています。