藤原新が日本人最高の2位

 ロンドンオリンピックの男子代表選考会を兼ねた東京マラソンは26日、東京都庁から東京ビッグサイトまでの42.195キロのコースで行われ、藤原新(東京陸協)が日本歴代7位の2時間7分48秒で2位に入り、代表の座をほぼ手中にしました。

 各紙とも「有力候補」とか「大きく前進」とか書いていますが、この記録ならもう決まりでしょう。藤原選手、2008年に北京オリンピック男子マラソン日本代表選考レースとなった東京マラソンでも2時間8分40秒のタイムで日本人トップの2位となりましたが、結果的に世界陸上大阪大会男子マラソンで5位入賞した尾方剛との3番手争いに破れ、補欠となってオリンピック出場はかないませんでした。あれから4年、再び東京マラソンで、今度こそオリンピック出場は決定的です。

 逆に最も期待された公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)は給水に失敗すると25キロ付近で失速、14位に終わりました。福岡国際マラソンで3位に入った内川でしたが、タイムが2時間9分台2時間9分台と奮わず、この東京にロンドンオリンピック出場を賭けていたのですが、かなり難しくなりました。

元少年の上告棄却 死刑確定へ

 山口県光市で1999年に母子を殺害したとして殺人や強姦(ごうかん)致死罪などに問われた当時18歳の元少年(30)の差し戻し上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告の上告を棄却する判決を言い渡しました。これにより、2008年4月の広島高裁差し戻し控訴審による死刑判決が確定します。

 光市母子殺害事件として知られるこの事件、1999年(平成11年)4月14日の午後2時半頃、排水検査を装って山口県光市の社宅アパートに強姦目的で侵入。女性を引き倒し馬乗りになって強姦しようとしたが、女性の激しい抵抗を受けたため、頸部を圧迫して窒息死させた後女性を屍姦し、傍らで泣きやまない生後11カ月の娘を床に叩きつけるなどした上、ひもで首を締めて殺害。そして女性の遺体を押入れに、娘の遺体を天袋にそれぞれ放置し、居間にあった財布を盗んで逃走したというもの。

 1審の山口地裁は無期懲役の判決を下し、2審の広島高裁も検察の控訴を棄却。しかし、最高裁は広島高裁の判決を破棄して審理を高裁へ差し、差し戻し審では死刑判決が下っていました。

 実に5回の裁判が行われ、やっと判決が確定しました。それでも、犯行時年齢が18歳1ヶ月でも死刑判決が下った判例出来たことと、それまでないがしろにされていた被害者の権利がかえりみられるようになった事等、意義の多い裁判ではありました。

韓国、プロ野球でも八百長疑惑

 韓国紙の朝鮮日報が14日に報じた所によると、韓国のバレーボール男子プロリーグ八百長事件を捜査している検察当局が、プロ野球やプロバスケットボールでも八百長が行われているとの関係者の供述を得たそうです。

 昨年、韓国国内で発売されているスポーツくじ「スポーツTOTO」で利益を得るため、暴力団関係者がブローカー役(この中には引退したKリーグ選手もいる)を通じてKリーグ(韓国プロサッカー)選手に接触し、試合結果の操作(わざと負ける)を依頼していたことが発覚。
 八百長は、依頼された選手が学校の後輩などに紹介することでリーグ内に拡大。また依頼された選手は暴力団関係者から「八百長に関与したことを暴露する」と脅され、犯行を重ねていました。

当然韓国内は大騒ぎになりましたが、その記憶も新しい内に、年が明けてからはバレーボール、そしてプロ野球にバスケットボールと、全てのプロスポーツに広がる勢いです。
 同紙は「韓国のプロスポーツ界はメガトン級の衝撃を受けるだろう」と伝えています。