小惑星に探査ロボット着陸成功

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の22日発表によると、小惑星「リュウグウ」に2台の小型探査ロボットが着陸に成功したそうです。

 着陸したのは「ミネルバ2―1」で、2014年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されました。小惑星上に移動可能な探査機が着陸したのは、世界で初めて快挙です。

 2010年にサンプルリターンに成功して大な話題となった「はやぶさ」も、小型の探査ロボットを搭載、小惑星イトカワへの着陸を目指していましたが失敗に終わっています。今回のプロジェクトによる小惑星への着陸は、2005年に初代はやぶさが失敗して以来13年越しの再挑戦でした。

 初代の時も、幾つもの世界初を達成。しかも、様々な困難を乗り越えたプロジェクトメンバーの活躍と合わせて、映画化されるほどのブームとなりました。今回のプロジェクトも、当初は予算不足から他国機関との連携を模索するほどでしたが、初代のサンプルリターン成功で一転予算が増額された経緯があります。

 初代ほどの注目度ではありませんが、2代目も世界初の快挙を達成しています。今後ミネルバはリュウグウの表面を移動しながら調査を続け、来月はやぶさ2本体が着陸するのを待つ予定です。

林文部科学大臣、断じて認めず

 東京医科大学の医学部医学科で、女子受験者の点数を一律に減点、合格者数が一定数以下になるよう操作していた問題で、林文部科学大臣は「断じて認められない」と述べました。

 同大学の不正な操作は、2010年に合格者の4割弱が女子となり、2割強だった前年を大きく上回った事をきっかけに始まったそうです。

 では、何故女子の合格者が4割だと困るのか?と言うと、同大学を卒業して医師免許を取得した医師の多くは付属の東京医科大学病院に勤務します。しかし、女性の医師は結婚や出産で離職するケースが多く、現場の医師が不足しないよう女性医師の人数を抑える必要があったと言う事です。

 東京医科大学は、文部科学省の局長(当時)の息子を裏口入学させていた事が発覚。前理事長と前学長が在宅起訴されており、林文部科学大臣は同大学で過去6年間の入学試験が適正に行われたかどうかを調査・報告するよう求めています。今回発覚した女子受験者への不当な扱いも、当然報告を求められるでしょう。

 しかし、そんなに女性医師が離職してしまうのは、職場環境に問題があるから、じゃないでしょうか?。東京医科大学の入試不正も問題ですが、東京医科大学病院の職場環境も調査・報告を求めた方がいいかもしれません。

iPS細胞研究所で論文不正

 京都大学iPS細胞研究所で論文不正が発覚、同研究所の所長や京都大学の副学長が会見を開き、謝罪しました。

 京都大学iPS細胞研究所の所長と言えば、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、京都大学の山中伸弥教授です。その山中教授の研究所から論文不正が出るとはショックです。

 不正が発覚したのは、同研究所の助教が筆頭著者として2017年にアメリカの科学誌「ステム・セル・リポーツ」に発表した論文です。発表後、論文の信頼性について疑問が指摘され、調査していました。

 理化学研究のSTAP細胞問題等もあり、iPS細胞研究所でも資料やノートを提出させるなど不正防止策をとっていましたが、不正を見抜くことが出来ませんでした。

 会見に臨んだ山中教授は「考えが甘かった」と無念の表情で語り、辞任の可能性も示唆しました。

 辞任というのが研究所の所長職なのか、京都大学の教授職なのか、どちらにしてもそうなった場合世界が山中教授を放っておく筈がありません。他国に奪われるようなことになったら、国家の大損失です。