4号機、7月に使用済み核燃料プールから一部燃料を取り出し

東京電力は、福島第一原子力発電所4号機の使用済み核燃料プールに保管されている新燃料の一部を7月にも取り出す方針を決めました。

燃料の取り出しは、原発事故の発生後初めてとなります。4号機の使用済み核燃料プールには、新燃料204本を含む同原発最多の1535本の燃料が保管されており、東電は4号機にクレーン等を備えた建屋カバーを設置し、来年12月に燃料を取り出す予定でした。
新燃料は、燃焼後の核分裂生成物による高熱等の心配がなく、使用済み燃料よりも扱いやすいため、数本を試験的に取り出して状態を確認することを決めたものです。

福島第一原子力発電所は、2011年3月11日に発生した東日本大震災と、その後に発生した津波によって全電源を喪失。原子炉を冷却する事が出来なくなり、炉心溶融(メルトダウン)が生。ベントなどにより大量の放射性物質が外部へ流出し、国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類される事故となっていました。