円谷プロの勝訴確定

 「ウルトラマン」関連グッズを海外で独占販売できる権利を第三者にも許したのは契約違反だとして、企画デザイン会社「ユーエム」(東京都港区)が円谷プロダクション(世田谷区)に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は、ユーエム社の上告を受理しない決定を下しました。これにより、同社の請求を棄却した二審の知財高裁判決が確定します。

 ユーエム社は、「円谷プロは海外での独占利用権をタイ人社長に与えたのに、大手玩具会社にもその権利を与えており、契約違反でタイ人社長に賠償義務を負う」と主張。その賠償請求権をタイ人社長から譲渡されているとして、円谷プロに賠償を求めていました。
 一審は円谷プロに約1600万円の支払いを命じていましたが、二審は「タイ人社長は大手玩具会社から1億円を受け取ってすでに権利を放棄している」と認定。そもそもタイ人社長に損害が生じていないとして、請求を退けていました。
 そもそもタイ人社長に海外での独占利用権を与えた、と言うのが円谷プロの大失敗だったのですが、勝訴出来て何よりです。