子どもも発病

 いまや「うつ病」は大人だけの病気ではありません。子どもでも発病しています。「子どもは天真爛漫でいつでも元気だ。」なんていうのは二昔も三昔も前のお話です。

 最近は内に篭もりがちな子ども達ですから「うつ病」は心の中で静かに進行していっているのです。「子どものうつ病」は小学校の1~2クラスに1人いるといわれています。中学校になると1クラスで1~4人になります。
 その特徴は、身体がだるい、やる気がおきない、ご飯を食べたくない、頭やお腹が痛いなどの症状を訴えます。これが進むと非行や不登校になったりします。原因は家庭環境というのが多いです。

 母親と父親どちらかが心理的にとても遠い存在であったり、親子に極端な主従関係がないですか。意外にも母子家庭や父子家庭では抑うつ感はないのです。それは共同生活者としての連帯感があるからです。子どもも家族の大事な一構成員です。ぜひ家庭の健常性を保つようにしてください。

 さて、子どもが実際「うつ病」になってしまったら、まず親としてはよく話を聞いてあげることです。怠け癖として怒らずに、子どもの様子や周りの状況をよく観察してみることです。話しを聞いてあげるだけで病気が快方に向う場合もあります。
 重症で手に負えないようであれば、医師やカウンセラーに見せて判断を仰ぎましょう。